前衛デッキの組み方

立ち回り方針の検討

まずは合戦中にどんな活躍をしたいのかを決めます。合理的に考えようとするとデッキ状況で適性が変わりますが。ゲームなので好きなポジションでやるのが一番です。

  • アタッカー
    合戦ポイントを稼ぐポジション。
    チームのエースの様な存在ですね。必然的にMVPを取ったりスキルランキングに載ることが多いです。
    とにかく火力を出せるデッキ作りを意識しましょう。

  • マウンター
    アタッカーが攻撃できるように専念するポジション。
    裏方の様な存在ですが、勝敗を左右する重要な役割です。
    宵闇の数とマウント力を意識しましょう。

  • バランサー
    臨機応変に状況に合わせてアタッカー/マウンターを切り替えるポジション。
    ユーティリティープレイヤーですね。デッキ構築、立ち回りが最も難しいです。
    バランスの良いデッキ作りを意識しましょう。

攻撃の軸を検討

次にメインのダメージソースにするスキルを決めていきます。
大分類としては攻撃か計略か、攻撃系の場合はその中で更に細分化。計略はスキル種類が少ないので分けていません。攻撃回数と与退却は似たような感じなので与退却にまとめています。

どのスキルも一長一短なので好みで決めてしまいましょう。その際に系統を一つに絞る必要はありませんが、敵中系と勇猛系は補助枠の関係で共存が難しいため、どちらかをベースにして他の系統を組み込む感じで良いと思います。

  • 攻撃系
    • 敵中系
    • 勇猛系
    • 退却系(裂破、破竹、桜龍...etc)
    • 退却系(五方、粉骨...etc)
    • 特殊系(覇王煉獄衝、天破裂衝、天破滅衝)
  • 計略系

[補足:スキル性能比較]

<最大火力>

(計略系)>敵中系>与退却系>被退却系≒特殊系>勇猛系>計略系
※(計略)は連舞ルールの場合です。

<火力安定度>

勇猛系=計略系>与退却系=被退却系=特殊系>敵中系

本隊長の選定

合戦ポイントをどれくらい稼げるかは本隊長で決まります。なるべくスキルを多く打てるカードを本隊長にしましょう。

スキル構成が下記のようなカードが良いです。

  • 前衛スキル+前衛スキル(秘技)
  • 前衛スキル+前衛スキル(秘技)+前空き

前衛スキル+前空きにスキル継承して本隊長も暫定的にはありですが、後々本隊長から外れる可能性が高いのでその場合は継承スキルには数珠の利用はお勧めしません。(課金額が大きければ別)

なお限界突破の効果(回数プラスや威力増)は継承スキルには適用されないのでご注意ください。

攻撃デッキであれば知将へ攻撃スキルを継承して本隊長にするのも有効です。計略デッキの場合は武将へ計略スキルを継承。その場合はSR凸8のカードがお勧めです。SR覚醒玉4つで小隊長を4枚設定できるため覚醒玉の節約ができます。

小隊長の付け方

火力を高めたい場合は本隊長の中でもより多くスキルを打てるカードに効果の高い小隊長を優先的に割り当てます。

本隊長のスキル種類が混在していて安定度を高めたい場合は、各スキルに満遍なくつけていくと良いと思います。

前衛スキルと合戦ルールの関係性

各スキルは合戦ルールによって有利不利があります。理想を言えばルールに応じて小隊長編成、あるいは本隊長スキルそのものを組み替えるとより安定した戦績が出せると思います。私自身も毎回では無いですがルールに応じて調整しています。

各ルールでのスキル評価

※有利・不利は相対評価です。
※管理人の主観です。

<通常>

有利:敵中系・勇猛系
不利:計略系・与退却系・被退却系

敵中系・勇猛系の2強状態。スキランもほぼこの2系統で埋まっています。

<計略>

有利:計略系・与退却系・被退却系
不利:敵中系・勇猛系

連舞を積むために必然的に計略が増えるので、与退却数が伸びます。また宵闇・猛追の使用頻度も減るため影武者発動で立ちっぱなしになる事が多いので、被退却数も伸びます。敵中は常時玉潰しみたいな感じになるので決めるのは困難。勇猛系は相対評価でマイナス。

<全前・遊撃>

有利:敵中系・勇猛系・与退却系
不利:計略系・被退却系

的が分散されることによる影響です。敵中は特に決めやすいですね。倒れにくくなることで手数が増えるため与退却系にプラス評価。

<計略+全前>

有利:計略系・与退却系・被退却系
不利:敵中系・勇猛系

計略ルールなので与・被退却数が伸びます。全前なので敵中が決めやすいのですが、相対評価でマイナス。

<計略+遊撃>

有利:計略系・与退却系・被退却系
不利:敵中系・勇猛系

<計略+全前>と同じ。

補助スキルの組み込み方

本隊長が決まったら本隊長スキルに合わせて補助を積んでいきます。デッキ構築は良く補助ベースと言われますが、正確ではありません。正確には 本隊長スキルを活かせる補助を優先的 に組み込んでいきます。アタッカー/マウンター/バランサーどの役割であっても本隊長の火力は最大限に活かしましょう。

まず補助を分類分けするとこんな感じ。

補助分類分け(一部抜粋)

  • 汎用
    温故知新・大自在天・飛禽之益

  • マウント
    祈願・剛毅・麗姫・煉気・影武者・八面・猛追・三河・忠義の炎・賜物

  • 攻撃汎用
    闘志・鬼神・天下・西国・風林・古今・一世・冥応・誘爆・一念

  • 覚悟
    覚悟・不退転・極光

  • 勇烈
    勇烈・蛮勇

  • 与退却
    快勝の凱旋・常勝の威勢

  • 被退却
    臥薪嘗胆・不撓の極致

  • 特殊
    天破精錬

  • 計略
    策士・智謀・慧眼・両兵衛の知恵・信玄の寵愛・蓮散華・神機

  • ステ
    知勇・豪気・範馬

  • 自上げ
    傍若無人・大ふへん・嘲笑・四苦八苦...etc

次に、この分類分けを元にデッキに積んでいく際の補助優先順の例。

  • 勇猛デッキの場合
    汎用>マウント>攻撃汎用>勇烈>特殊>ステ>覚悟・与退却・被退却>自上げ>計略

  • 勇猛ベースの与退却デッキの場合
    汎用>マウント>攻撃汎用>与退却>勇烈>特殊>ステ>覚悟・被退却>自上げ>計略

目安としてはそれぞれ発動率80%程度確保したら次の優先度の補助を積んでいく感じです。

[補足]火力補助の1個積みと冥応・大自在天

発動率0%という事は期待値も0です。逆に発動率が10%でもあれば期待値が発生するため、火力補助を各1個積みすることで総火力の期待値は確実に増加します。

但し、冥応・大自在天を保持している場合は低発動率の補助で本隊長スキルと相性の悪い補助は寧ろ外してしまった方が良いかもしれません。例えば、勇猛デッキにおける覚悟・不退転。最大倍率は非常に高いのですがそもそもHP1という状態があり得ません。低発動率高倍率の補助、飛禽や誘爆などが増えてきた事を考えると、これらの補助を拾ってもらう為にも低発動率で本隊長スキルと相性の悪い補助は外してしまった方が良いと考えられます。

冥応・大自在天を考慮して闘士を外す方もいますが、個人的には高発動率低倍率の補助は敢えて外す必要は無いのかなと思います。理由はほぼ常時発動していることと、飛禽やステ補助を活かすためにもなるべく火力補助は積んでおきたいためです。

[補足]ステ補助について

ステ補助については賛否両論あると思います。

ステ補助と火力補助の1枠の価値はその他の火力補助と攻値によって変わってくるので単純比較が難しいです。なので正確にどちらの期待値が高いかの比較はしていませんが、個人的にはメインスキルと相性の悪い補助の発動率を上げるくらいならその分ステ補助を積んだ方が良いと思っています。

宵闇の考慮

必須であることは変わりませんが、闇鶴フォローの普及で以前に比べると価値が下がっているように感じます。なので最大100発程度を目安に置いて、天破精練の倍率を上げるために天破に置き換えていった方が良い気がしています。

立ち回りに合わせてデッキ調整

デッキを構築していると悩むことが出てくると思います。その際には役割を活かせるカードはどっち?という判断をすると取捨選択がしやすくなると思います。

(例)どちらのカードを採用した方がいいのか?
  • 前空き+補助2つ
  • 前空き無し+補助3つ

アタッカーの場合は火力補助の安定度をより高めたいので補助3つ。或いは補助は足りてるけどステ補助を積んで少しでも火力を高めたいので補助3つ。

マウンターであれば宵闇を沢山積みたいので前空きを優先。

(例)どちらの補助発動率を高めた方がいいのか?
発動率の状況
  • 天下無双 70%
  • 猛将追撃 70%

アタッカーであれば火力のあがる天下無双を優先。

マウンターであれば猛追を優先。