神懸りによって本当に戦略性が失われたのか

スペックだけを見ると他の奥義でも対抗できそうな神懸りが何故こんなに強いのか。

神懸り:Lv30で能力増が2倍と他メンバーの攻値参照(高ステメンバー優先)

強さの秘訣は他メンバーの数値参照。例えば、草木による下げ連打も誰か1人でも高ステを維持できていれば大きな数値が出せます。神懸りのステを抑えるためには5人確定下げのスキル(苛虐の沙汰、三十六計)の数と天眼の有無。いずれも入手難易度が高く数を揃えられるものでも無いので月の価値を見直す必要があるかも。前5人ルールでは何とか抑え込めるイメージもありますが、前将無尽や攻援遊撃の様に対象数が増えていくと全体のステを抑え込むのは難しい。

現状で神懸りミラー以外で有効な対抗奥義の筆頭は下付け確固。最終奥義でぶつかった場合、ステ差をどれだけ作れるかと確固側は「下付け→仕掛け→抑え」をしっかりと連携できるかがポイント。特に仕掛けから抑えへの切替は必須。抜いた直後から徐々にダメージレースは不利になっていくので無理に仕掛けを継続するのは得策ではありません。ステ抑えの面では魑魅の効果も高いのですが、安全圏内まで先行し切れるかが課題。神懸りをぶつけた方がこちら側もダメージを伸ばせますが、それではただの力比べ。勝ちを狙う場合は、どこかで差を付ける必要があります。

以前の猛戦の時と同じくそこに至る過程でどこまで有利な状況を作れるかが重要。でも奥義構成で工夫しても「HP上げ→コンボ積み→ラスト勝負」という定石が強すぎて先行仕掛けの評価は激減。猛戦も神懸りも単純強化でシンプルに強い点が対処を余計に難しくしています。

電光、鋭刃、鋭鋒等、運営も早仕掛けの流れを作ろうとしていますが、電光以外の条件を揃えるのが厳しく、仮に揃えても効果不十分。次に投入予定のコンボ劣勢が仮に効果絶大としてもコンボ速度を調整すれば力勝負に持ち込めてしまうので有効とは思えません。

運営は既存見直しには手を付けずにどんどん新規要素を投入してきますがいずれもバランスをより歪にしてしまっています。複雑化したものを整理する際はそれらを理解してどうやってバランスをとるか、、も選択肢ですが、無駄なものを捨ててシンプルに作り変える方が調整は容易です。合戦ルールは全て単純なバフ系統なのでルールを重ねれば重ねるほど格差が広がります。スキルの見直しも良いのですが40近くあるルールについても現環境に合わせてそろそろ見直した方が良い様に感じます。