倍化ルールのデッキ考察

お知らせ

全前デッキ記事リライトしました。嚢中の対象追加や合成レシピ追加を受けて細かな文言等を修正しただけで内容そのものに変化はないです。

本文

大合戦は以前育成連合でご一緒した方の連合にお邪魔していました。軍師をすることもなかったので勝手ながら全戦試作デッキで参加。デッキは毎戦微調整して残ってないのでスキル数とかは大体です。以下感想。

※M:メイン、S:サブ、の意味です。

通常

基準:M勇猛+S与退却+S被退却

普段のデッキ。精錬は積んでなくて宵闇160程度。コンプラ補助も多めに入れているマウントデッキ。闘志・鬼神・西国は入れて覚悟・不退転・鋭刃は抜いています。豪勇2、快勝1、臥薪2、常勝・不撓はどちらも55%弱。25信長は真武まで開放済。このデッキを基準にして試作デッキを評価。

サブ系統が絞り込まれていないのは単純にカードが揃っていないのが理由です。現在はメイン勇猛+サブ回数のデッキを作りたくてカードを集めてますが、特に千手千眼を揃えるのが大変なので相当な時間がかかりそう。

試作1:M勇猛+S与退却+S天破

闘志・鬼神・不撓・臥薪を外して代わりに精錬組み込み。天破は20発程度で宵闇は120。精錬を80%強確保しようとすると補助枠が厳しいので闘志・鬼神外し、伝家の宝刀があるので与退却を残そうとしましたが、鬼神・西国・風林の30を攻城島津と臥薪武田で作っていたので補助に苦労。精錬は倍化で40発分の倍率でざっくり500%程度の上乗せ、闘志鬼神はLv30として200%もないかな?数値上は闘志と鬼神の加算分を超えていると思いますが、与退却本隊長が育ち切っていないせいか総火力を大きく落としました。最大威力も特に上がった印象はなかったです。失敗作。

試作2:M勇猛+S被退却+S天破

闘志・鬼神・常勝・快勝を外して代わりに精錬組み込み。天破は20発程度で宵闇は120。与退却系よりも被退却系カードのほうが充実しているので試作1に比べてデッキのバランスは良好。総火力やや減少で最大火力は基準と大差なし。天破の数が少なすぎるのかもと思って天破40発まで増やしてみましたが体感できるほど上がった印象はなかったです。失敗作。

試作3:M勇猛+S敵中+S天破

闘志・鬼神・不撓・臥薪・常勝・快勝を外して精錬・覚悟・不退転を組み込み。敵中系の本隊長スキルは積んでなくて単純に倍率の高い補助を積んで底上げしてみようとしたデッキ。総火力・最大火力ともに落としました。謄飛があれば違ったかもしれませんがそれなら敵中系メインで良いです。これも失敗作。

全前

基準:M勇猛+S与退却+S被退却

普段のデッキ。攻撃補助は通常と比較して闘志のみ外しています。知勇や宵闇の数を減らして嚢中を6個。野生は馬超・龍造寺・鍋島の3枚。退却系の能力増減補助は六天・刑罰・逆境・四苦・七難のみ。攻撃、回復それぞれ250回くらいの行動比率。

試作1:M勇猛+S被退却+S回数+S天破

鬼神・常勝・快勝を外して精錬と常行1、化形2。千眼は未所持。少し前に千手常行を入手して成田も凸1したので全前デッキにようやく回数系を組み込めました。能力増減は七難も外し。天破40発、宵闇70発。回復行動をメインに行うのでコンプラ補助や与退却系補助は完全に外し。コンプラ奥義で天破を消化。相手の絆は宵闇。それ以外は回復。仕掛けの強打数も絞り込み。攻撃回数100~150で相手の絆次第で変動。回復は450前後。最大威力・総火力ともに基準と大差なし。快刀は威力凸なしですが化形込みの回復600回程度で被退却400回越えの艱難よりも明らかに高威力でした。回復に行動を割いているので連合全体で見ても良好。天破・精錬外せば枠に余裕ができるの役割に合わせての調整も容易。

あとがき

全前は参戦の問題で基準と比較するために試作1つ分しか試せませんでした。天破系補助も精錬のみだったせいか倍化の恩恵を殆ど感じませんでした。壮強・昂耀の有無で違ってくるかも知れませんが、少なくとも系統の補助が揃っていなければ倍化ルールだからと言って無理にその系統を組み込む必要性はないように感じました。精錬は高性能なのですが、例えば闘志・鬼神・西国を抜いて精錬を使おうとする場合、闘志・鬼神・西国は補助10枠で足りますが、精錬は補助7~9枠に更に前枠を多く必要としてしまいます。絆主流である点と初期HPの上昇によってマウントは実質宵闇の数で決まることを考えると宵闇の数を減らしてまで精錬を使うメリットは感じません。

精錬を例にしましたが、デッキの入れ替えは削る以上の恩恵を作れなければ失敗です。系統の多極化が進んでいることもあってルールにどこまで寄せるのが良いかは人によって変わってきそうです。