まえがき
公式ブログで裂衝や精練の公表値がでていました。欲を言えばLv20の情報も欲しかったのですが、こういった情報を開示してくれると助かります。少し前の記事で倍化に合わせて無理に入れ替える必要は無いといった内容を書きましたが、違う目線で比較して見ていこうと思います。
ちなみにずっと精「錬」だと勘違いしていたのですが、正しくは精「練」でした。
本文
面倒なので途中の計算式は省きます。以下の表は補助の組み合わせごとの発動パターンにおける加算値と確率を纏めたものになります。あくまでも特性を比較するための目安として数値を出しているので誤差がある点は容赦ください。
前提条件
- 火力補助:Lv20
- 加算値:闘志40%、鬼神80%、西国120%、天下140%
- 温故Lv30×3の発動率
※雑に丸めてます
※補助の後の数値は装備数
闘志2+鬼神4+西国4
加算値(%) | 確率(%) |
---|---|
0 | 0.60 |
40 | 2.85 |
80 | 2.62 |
120 | 15.12 |
160 | 12.50 |
200 | 11.50 |
240 | 54.80 |
鬼神4+西国4+天下4
加算値(%) | 確率(%) |
---|---|
0 | 0.64 |
80 | 2.81 |
120 | 2.81 |
140 | 2.81 |
200 | 12.32 |
220 | 12.32 |
260 | 12.32 |
340 | 53.98 |
精練8
※天破20発 ※()内は天破40発
加算値(%) | 確率(%) |
---|---|
0 | 16.20 |
300(500) | 83.80 |
こういった数値は捉え方で意味が変わります。例えば最大加算値の大きさと確率を見ると精練単独が最も高い数値。逆に最低加算値(0%)の確率も精練単独が最も高いです。期待値だけでみれば闘志+鬼神+西国を精練に置き換える選択は正解に思えます。でも精練は変動幅が大きく精度が低いと言えます。一方の闘志+鬼神+西国は最大の確率は精練に劣りますが加算値0%の確率がとても低い上に、全体で見ても変動幅が小さく精度が高いと言えます。イメージでいえばこんな感じ。
どちらが良いかは人によって変わるはずです。結局は好みの問題になってくるので補助の組み合わせに絶対の正解はないと思います。精練に関しては宵闇の数を減らすことになるのでその点の考慮も必要です。
あとがき
当然ですが優劣の判定には必ず基準が存在しています。誰かの意見を参考にするのは良いことですが、その基準が自分に当てはまるかを考えることが大切です。例えばよくある話で、上位の前衛は闘志・鬼神・西国をデッキから外している人が多いと思いますが、敢えて外しているというよりも、そもそもこれらの補助を保有しているカードがデッキに入らない、という事だと思います(私は上位ではないのであくまでも推測です)。野生馬超や悟道吉川の西国を除いて高コストカードにはこれらの補助は付いていません。そのためデッキに組み込む場合は必然的に継承することになりますが、それなら常時効果のある知勇の方が精度が高い。仮に継承するにしてもスキル玉でLv30を持っていてルールに闘将がない場合など、なんらかのデッキルールを設けているんだと思います。
とある方に前の記事で倍化にケチを付けたと言われてしまいました。言い訳ですが「倍化でも無理して精練積むまでもない」というのはあくまでも私の基準での話であって正解ではないです。それに私自身、通常デッキでは倍化ルールでも精錬は積みませんが全前デッキでは精練を積んでいます。