かちかちやま

まえがき

全前でもコスト25スキル次第なのは変わらず、私は信長(真武まで解放済)を育てているので火霊が最高点なのですが、補助発動の上がる猿や狸で打つほうがより安定すると思い雷状態で真武打ち比べ。猿(20分付近)は殆ど同じくらい出ていましたが狸は火霊の30%程度しか出ませんでした。

六天昇勢や六限極勢は攻防差だけでなくオーラ差でもダメージが上がるという記載があります。段階差だけで決まるのか、オーラ状態によっても倍率が変わるのかなどの詳細は不明ですが、狸で火力を出すなら炎まで上げてオーラ差を付けるのが良さそうです。炎に到達したところで火霊を越えることはないと思いますが、狸を最大限に活かすという目的で検証。イベ期間中でフレの連合にお邪魔しているので、戦績に大きな影響がない範囲で検証しました。

先に結果を書いてしましますが、炎未達で検証失敗。検証内容を含めた考察記事なので興味のある人だけどうぞ。

検証

全前デッキで狸で炎に到達できるかを検証。主要なスキルは以下の通り。回復スキルは普段より少しだけ多めに入れています。

  • 回復スキル
    • 野生:15発
    • 流転(猛)匠:3発
    • 流転(猛):12発
    • 流転(巧):3発
    • 士気:6発
    • 御使い:3発
  • 能力増減
  • 回復発動
    • 将器:80%
    • 英雄欺人:50%
    • 嚢中の勇:70%
  • ステ加算
    • 豪気:1
    • 賜物:2
    • 忠義:3
    • 知勇:32
    • 才華:4

狸直前のオーラは虹。狸ですべての回復スキルを消化しても雷止まり、合戦後の戦力グラフをみると600~700倍辺りで止まっている感じです。全履歴を拾っているわけではないので相手から下げをどの程度受けているかは不明。ちなみに戦力グラフは自連合の平均戦力を基準としてn倍表記をしているため、800倍ラインが自身の800倍とは限りません。私は合戦中に帯電(400倍)した時間帯のグラフ位置を基準に目算で自身のステ倍率を測っています。

連合内では炎に到達できているという人もあったので、履歴やフレから情報を集めて考察してみました。

①野生で知攻・知防が下がっているのが原因?

戦力n倍は総戦力基準なので確かに知攻・知防を大きく落とす野生はこの点が不利。知防は総戦力割合でみると小さいのでそれほど影響しなさそうですが、知勇を多く積んでいるので知攻を下げる点は影響していそうです。それならと思いデッキ調整して以下の順番でスキルを使用。

流転(猛):攻↑防↓:15発(匠込み)

野生:攻↑防↑知攻↓知防↓:10発

流転(巧):知攻↑知防↓:6発

方円・鉄壁:防↑知防↑:4発

士気・御使い:全↑:9発

麒麟:全↑

知の上げ効果を高めるために嚢中の慧も継承。グラフに大きな変化は無し。スキル使用順序としては補完できているように見えますが、野生で下がった知攻を上げ切っていない感じでした。攻撃デッキに有用なカードで流転(巧)持ちは限られている上に継承する意味がないので流転(巧)で補完は難しそうです。

②軍中の魁が必要?

嚢中の上位スキルである軍中があれば確かにステ上げ効果量は大きく変わりそう。でも持ってないので検証できません。

③知勇多過ぎ?

履歴を見てみると炎に到達した人の嚢中の勇Lv20+将器Lv30の上げ幅と私の将器Lv20の上げ幅がほぼ同等。ざっくりですがスキルLv30で20~30%加算、嚢中の勇Lv20発動で100%加算、能力増減系補助の効果量はステに比率しているので、おおよそ2倍程度のステ差があることが分かります。履歴が連続している箇所で私の分が後で発動しているのでブレーキ値は同じだと推測。付近の数値を拾っても似通った結果になっていたので大きく外れていないと思います。

野生や流転も啄木鳥で効果量が上昇するので同様にステ依存。そうすると知勇でステを上げた分だけこれらの効果量も増える筈なので一定ステまで上げるのに必要なスキル弾数は変わらないはずです。

ということはやはりそもそも流転(巧)が足りていない可能性が考えられます。或いは野生を使わずに流転(猛)(巧)だけを撃つことで炎に到達できる可能性がありそう。でも攻撃デッキで流転(巧)と嚢中の慧の継承枠を確保するのが難点。炎に到達することで入れ替えた補助以上の戦果を出せるのか、狸を使わなかった場合や野生のほうが時間効率が高いことなどを考えると、野生を外すのはデメリットのほうが大きい気がします。

④知勇を豪気に変えてみたら?

攻撃デッキに計略要素を組み込むのが問題ならそもそも知攻を上げなければ?攻値の加算値も下がりますが知攻が上がらないので知ステ上げそのものが不要になります。継承している知勇を全て豪気に付け替えて検証してみましたが、同じく炎には未達。狸を使えなかったのもありますが、狸未使用時の上げ幅で比較しても大きな変化が見られませんでした。当然ですが最大火力は下がりました。

推測

連合平均戦力との差が関係している?

この点が一番怪しいと思っています。メンバーによって炎到達が変わるのは自身のデッキだけの問題ではなくて他のメンバーの将器などで受ける積み上げの差なんじゃないかと推測。他の人から受ける効果量は受ける側のステは無関係です。実際に狸発動後にスキル数発で炎に到達しているという話を聞く限り、自身の回復スキル以外で積みあがった効果量が影響していそうです。仮に戦力600、400、200の3名がいた場合に、400の将器を3名が等しく受け続けると200の人が一番に炎に到達します。つまり連合の平均戦力に対して高いほどに炎到達が難しく、低いほどに炎到達が容易になると考えることができます。

そうなると狸だけであげるのではなくて、復帰万回以前のように退却系の能力増減補助やステ変動・応援奥義によるステの積み上げも炎到達には必要そうです。能力増減系はtwitterにも載せていますが七転の効果量が大きい。倍化ルールと輪廻で普段よりも退却数が伸びているのもありますが後半で六天の7倍弱の効果量です。積み上げるという目的であれば100%発動の逆境・四苦・七難等も重要ですが、これらを積むなら七転を2枚ほど積んで50%近くの発動率を確保した方が良さそうです。ただし、退却系の能力増減補助に関しては復帰万回ルールだと全く積まなくても十分な火力が出せてしまうので、狸で炎到達するためだけにと考えるとやはり勿体無く感じます。

総括

実際に炎に到達出来ていないので目的の炎狸の火力は未検証ですが、かなりハードルが高いことが分かりました。トーナメント級の連合は狸を使わなくても普通に炎に行っていたりするのでしょうか?リーグごとに合戦ポイントも結構差があるので皇の本戦で各連合がどうやって戦うのか楽しみです。