遊撃戦の考察

まえがき

 次イベでも古今争覇が適用になるのでその点を踏まえた簡易考察です。

 もう軍師的な事はやってなくて検証無しで書いていくので、実態との乖離があるかもしれませんがご容赦ください。

役割分担と配置

 前後共に24極意や25秘技のスキル玉も実装されカード錬成や将星の消費量も増えており、両刀や複数系統強化が以前にも増して難しくなっています。

 特に前後それぞれの特化メンバー間の火力差は著しく、逆配置の長時間の運用は効果的とは言えません。また倍率の高めな回数系補助は攻撃・応援回数のうちどちらか多い方が採用されますが、前後時間の差が少ない程、寄せた時と比較して効果量が下がってしまいます。

 これらを考慮した場合、前後移動は必要最低限にした方が良いと考えられます。つまり前衛メンバーは前、後衛メンバーは後、と言う基本的なシフトはなるべく維持するという事。

 遊撃なので基本は全体リソースを活かすことを考えるべきです。回数系の仕様が変わった事でスポット運用でも効果を出しやすくなっています。なので普段と逆配置の運用に関してはスポット運用を前提にした方が良いです。スポットで立ち回るデッキは兎に角一発の効果量が高くなる様なデッキを作ります。具体的には使うスキルを絞り込んで補助発動を90%以上に設定し、確実に最大効果を出せる様にした上で知勇を上積みすると良いです。

特効スキル

 転機は絆奥義よりも使い勝手の良い攻守万能な今回のキー奥義。月も高倍率な上にヒット数最大固定なので狸と渡り合える性能。猛戦は倍率は高めですが、使う場面はほぼありません。寧ろ迂闊に出してしまうと絆や転機を合わせられて一気に持っていかれてしまいます。

 前スキルは攻撃優勢、天破連衝は餌の天破匠が確率でしか作れないので揃えるのは難しいですが、宵闇の数を減らせる遊撃との相性は良好。計略はコスト25のスキルが対象ですがスキル玉レシピ未実装なのが減点要素。

 後衛スキルは復魂や名碗など前を狙い打てませんが、割と作りやすそうなので防衛時のステ固め様に確保しても良さそうです。

戦略検討

 遊撃は計略優勢ですが、今回は前スキルの特効が攻撃寄りなので攻撃主体の方が強そうです。

 前デッキは通常と変わらず合わせが可能なら敵中勇猛混合、合わせが苦手なら勇猛主体。遊撃だと極光を積みたくなりますが、今回は初撃も無くマウントがきつくなると思うのでお勧めしません。

 絆は私なら鯉、猿、鯱、火、狸、隼。鯱は与退単発との相性が良く寝対策にも必須。猿も追い上げに限れば転機と打ち合える。鯉は加速度が断トツなのと天破相性が良いので出来れば使いたい。何となくですが水にこの3種を選択する連合が多そうで、残りを火、猪、狸にする連合が多いと予想。なので風2枚でも読み合いのバランスはそんなに悪くないです。先に火が無くなると相手は風を出しやすいですが、風系は隼に水が当たらない限り火力面で怖い奥義はありません。狸は転機の抑えに有用。ただ、転機があるので恐らく絆じゃんけんの機会そのものが少ないと予想しています。なので隼枠は猪でも何でも良いです。

 具体的な流れはイベ前なので控えますが、先行を狙った戦略が強そうです。先行打点は逃げ切れる量を狙っても良いですが、そこまでは必要なく終盤に点差リードで突入するのが狙い。遊撃に限らず点差リードで終盤を迎えるのは有利だと考えていますが、特効ルールのある合戦はそれを狙いやすいと思っています。