前衛デッキの組み方(全前編)[初版]

マウント補助

最重要補助。マウントで圧倒されると合戦になりません。

分類 補助
与退却 猛追・八面
被退却 影・三河・忠義・賜物・気炎・気宇・祈願・麗姫・剛毅・煉気

標数値はこんな感じ。

  • 90%:影・猛追
  • 70%:祈願・麗姫・剛毅・煉気
  • あるだけ:三河・忠義・賜物・気炎・気宇

後述する能力増減補助とのバランスはありますが、影以外は低くても60-70%程度は確保しておきたいです。

能力増減補助

  • 各種スキルで発動する能力増減効果はデッキの基準ステ依存(常時ステアップ込み)。
    ※例えば攻値ステ100万で流転効果が100万とすると、攻値150万で効果150万になります。
    ※注:数値は適当
  • 常時ステ上げ補助で能力増減効果・閾値が変動。

上記の2点がポイント、このバランスは非常に難しいです。勝ちにこだわるなら個人単位ではなく連合単位でデッキを作りこんでいくことが大切だと思います。まず全前補助を分類分けしてみてみましょう。

分類 補助
被退却下げ(100%) 嘲笑・刑部・六天
与退却下げ(確率) 楽禍・竜驤虎視
行動下げ(確率) 捨てがまり・冥護
被退却上げ(100%) 逆境・四苦・七難・七転
与退却上げ(100%) 傍若・勝鬨・放縦・機才・激昂
行動上げ(確率-自分) 麗姫・剛毅・煉気・奮励・忠義・大ふへん
行動上げ(確率-HP1) 武神・極光
行動上げ(確率-誰か) 天将・機先・人たらし・戦国・軍神・足軽
回復上げ(確率) 英雄・頑強
コンプラ(確率) (冥護)・(機先)・荒御魂・独眼竜

ステ優先としてこれらを安定発動まで組んで次に火力補助を安定発動圏内まで組んで効果を高めるためにもステ補助を、、、無理です。じゃあどうするかというと先述の通り連合内で役割分担をすれば良いです。例えば火力担当と能力増減担当に分けて組み込むべき能力増減補助を絞り込みます。

火力担当
分類 補助
退却下げ(100%) 嘲笑・刑部・六天
与退却下げ(確率) 楽禍・竜驤虎視
行動下げ(確率) 冥護
被退却上げ(100%) 逆境・四苦・七難・七転
与退却上げ(100%) 傍若・勝鬨・放縦・機才・激昂
行動上げ(確率-自分) 麗姫・剛毅・煉気・大ふへん
行動上げ(確率-HP1) 武神・極光
行動上げ(確率-誰か) 天将・機先
回復上げ(確率) 英雄・頑強
コンプラ(確率) (冥護)・(機先)

楽禍・冥護・竜驤虎視は火力デッキでも組み込みやすい補助かつ下げ補助は連合全体で数を揃えたいのでほぼ必須、捨てがまりはデッキ次第。自上げは100%系は必須で確率系はデッキ次第で割り切る。例えば、奮励や忠義なんかはデッキによっては継承しないと入りませんが、継承してまで入れる必要はありません。火力をしっかりだすのであれば閾値到達後も固定で上がっていく大ふへんを優先的に入れておきたいです。武神・極光は全前との相性は良好。天将・機先は効果が大きいのでなるべく欲しい。

能力増減担当
分類 補助
退却下げ(100%) 嘲笑・刑部・六天
与退却下げ(確率) 楽禍・竜驤虎視
行動下げ(確率) 捨てがまり・冥護
行動上げ(確率-誰か) 天将・機先・人たらし・戦国・軍神・足軽
コンプラ(確率) (冥護)・(機先)・荒御魂・独眼竜
行動上げ(確率-自分) 麗姫・剛毅・煉気
AP消費減(確率) 威光・武運・神威

前衛と後衛の火力差は顕著です。程度に寄りますが後衛特化の場合、前衛の最大ダメージ一発分にも届きません。これは前衛が後衛をやる場合にも同様の事が言えますよね。前衛が後衛に回る際に効果を捨てて闇鶴・コンプラ特化でサポートに回るのと同じ考えで、後衛特化で火力を出せないのであれば、どうすれば自分の火力を出せるか?ではなくて、どうすれば他の前衛のステを作れるか?を意識したデッキを作るという事です。言い換えると前衛デッキで応援に専念するという事。能力増減の総量を増やすためには行動回数を増やす必要があるため、AP消費減の威光・武運の優先度が高くなります。

補助の優先度

ここまでの内容を元に補助の優先度を考えてみます。

  • 火力担当:マウント補助>能力増減>火力>常時ステ
  • 能力増減担当:マウント補助>能力増減>AP消費減>コンプラ>常時ステ

能力増減担当は一見すると無茶苦茶なようですが、連合全体で考えると非常に重要な役割。闇鶴デッキ同様に合戦結果で数値化されないので有用度を理解してもらうのが難しいのが課題。

全前で有用な前衛スキル

継承可能な前衛スキルとその目的を箇条書き。

  • 宵闇:マウントと退却発動無効によるステ差作り
  • 極点:ステ下げ狙い、前衛スキルの中でも下げ幅最強
  • 奈落:ステ下げ狙い、退却限定ですが、対象5人かつ相手の退却上げが発動しないので下げ効率は高い
  • 毒刃:ステ下げ狙い、下げ幅は冥護同等
  • 大逆:ステ下げ狙い、使い勝手は奈落同様ですが、下げ幅で劣る
  • 風計略:玉潰し、計略ルールでのコンボ効率上げ、ステ作り
  • 一心・以心:闇鶴の前衛版
  • 音色:APサポート
  • 刹那・舞槍:コンプラ

朱炎・紅刃・不撓なんかも継承しやすいですが、下げ補助の数が限られているため継承するなら下げスキルを推します。次に継承困難なステ上げ用途のスキル。

  • 流転(猛)(巧)
  • 緋炎
  • 断山
  • 当機

これらは主に保有しているカードをデッキに組み込み。特に流転はSRの秘技・極意でも手に入るので最低でも一枚はデッキに入れておきたい。

[補足]立ち回り

能力増減の優劣関係は正確に測ったわけでは無いのでおおよその目安。奥義効果が無い状態を想定しています。

相手のステを下げる

  • 計略と竜驤虎視・楽禍
    逆境・四苦・七難だけでは竜驤虎視分のリカバリーは難しい。六天があれば恐らく残る。気になるのは七転の有無ですが効果不明なのでよくわかりません。相手の退却上げがフルで揃っている場合は閾値到達を防ぐのは難しいかも知れませんが、到達後のステ底上げを抑制する意味では有効。

  • 宵闇と冥護・捨てがまり・竜驤虎視
    宵闇の退却発動無効によって一方的にステを下げる事が可能なので下げ効率が最も高いです。毒刃・極点は宵闇が無い場合の代替。

  • 宵闇と奈落・大逆
    奈落。大逆は下げ幅は優秀なのですが、問題なのは対象が退却者のみなので不参加メンバーに当たりやすい点。そうなってしまうと意味が無いので宵闇同期で参加者が倒れているのを確認して撃っていく必要があります。

  • 毘沙門天黄龍
    下げ幅が大きい重要な下げスキル。20人で一斉に打てば脅威。

  • 宵闇と隠匿災禍
    ハイリスクハイリターン。中盤以降に決まると勝負を決めかねません。宵闇班と一心班の同期が必須。

自軍のステを上げる

  • 計略と傍若・勝鬨・放縦・機才・激昂
    傍若・勝鬨+αで嘲笑・刑部・六天分のリカバリーは可能(たぶん)。計略でステを作る場合は与退却数で効果の上がる放縦と相性が良いです。

  • 威光・武運と機先・天将・人たらし...etc
    兎に角回転率を上げて味方のステをガンガン上げていく。

前スキルでの上げ下げ

満遍なく上げ下げするよりも仕掛けのタイミングに合わせて確実にステ調整をすることを目的に使うのが良いです。効果を高めるために奥義に合わせて撃つのも勿論ありですが、相手の仕掛け前に下げる。或いはこちらの仕掛け前に上げる。といった感じでタイミングを計った方が影響が大きく思えます。