三竦み遊撃考察

今回の兵法は某忍者漫画のオマージュ。

共通ルールは最近主流のハイブリット推奨ルール。攻撃からハイブリッドへの過渡期なので連合によって戦略にバラツキがあって個人的には楽しいです。今までの特効と異なるのはスキルではなく状態に依存していること、これはデッキ準備をかなり楽にしてくれました。うちの連合では1,2日目に蝦蟇、3,4日目に大蛇、5日目に蛞蝓を採用。

事前見込みでは蝦蟇>蛞蝓>大蛇。相性的には蝦蟇を喰える大蛇にもチャンスがありそうですが運用が難しいと予想。

ハイブリッド移行過渡期ですが攻撃メインが強い事は変わらず。純粋な火力で考えると蝦蟇か大蛇。蛞蝓はローテを上手く回せれば総火力で蝦蟇を抜ける可能性を残します。遊撃では敵中の成功率があがるので大蛇も強そうですが、蛞蝓に当たると完封されてしまいます。蝦蟇は最大火力は大蛇には劣りますが、蛞蝓の妨害が効かず攻撃火力で大きく勝る。計略妨害さえなければ最大火力の高い大蛇は蝦蟇を喰える、と三竦み。でも蝦蟇が抜き出て強いと思う理由はその精度の高さです。

遊撃や兵法に関わらずですが、どの時間帯にどれくらい打点を取れるかを把握するのは指揮者の状況判断を助けます。例えば神懸りで400兆取れる火力があるのであれば相手の電光で100兆程度の点差を付けられても問題ありません。ここで焦って下剋上や糸を入れてしまうと四面や啄木鳥によって勝負が決まりかねません。これが把握できていない軍師はうちの軍師メンバーも含めて意外と多くて、その点を付いた早仕掛けからの選択肢の押付けは有効な戦略でした。特に特効ルールの場合は火力が普段と異なるため注意が必要だと思います。

蝦蟇は発動条件が緩く為虎添翼など時間帯の影響がないスキルで打点を取れるため前述の状況判断でも有利。大蛇は敵中なので精度の低さは説明不要。蛞蝓も精度は高いのですが、戦略上の保証が難しいです。蛞蝓の火力奥義は電光・暴欲・全知・風雷・表裏ですが、ノーリスクで上から叩ける奥義が暴欲・表裏で神懸りと比較すると見劣りしてしまいます。

ハイブリッド火力の上積みを狙う場合、前衛陣でハイブリッドデッキを準備しても良いのですが、それぞれの特化メンバーを用意してローテを回す運用の方が良いです。陣略でカミハヤの見せたようなローテは現実不可能(そもそも陣略と遊撃は全く違うので同じことは出来ない)ですが参考になります。遊撃の前後移動を難しく感じさせてしまうのは、指揮者が臨機応変に配置換えをしようとするのが原因です。単純ですが、時間帯や奥義に合わせてあらかじめ前後配置を決めて役割を明確にした方がデッキも作りやすく戦略の質も上がる気がします。