連合運営方法(とある軍師育成連合の場合)

まえがき

私が盟主、時々軍師として軍師育成連合を運営していた時の活動内容を公開します。通常期間は完全フリーだったので要員募集以外の内容を合戦イベ期間中に行っていました。

要員募集

勧誘待ちに書いてひたすら待ち。合戦イベ前日になっても埋まらない時を除いて、こちらから声掛けをすることは殆どありませんでした。理由は 「軍師育成という点を理解した上で参加してくれる人」 というのを最も重視していたのですが、勧誘待ちの文章だけでこの部分を判断することが不可能だと思ったからです。なので、戦力・スキルは完全に不問。連合内の前後バランスも無視して、声を掛けてくれた人を枠が開いている限り無条件に受入していました。枠が埋まっている場合は声掛け順に順番待ち。

参戦予定管理

ロビで予定管理。グループメモに予定表を作成してロビありの人は直接編集。ロビなしの人は挨拶で予定確認。大体19時合戦終わりから22時合戦の間に予定書き換えしていました。

[参戦予定表記]
通常ver(前後希望込み)
☆:前衛軍師
★:後衛軍師
○:前衛フル
●:後衛フル
△:前衛20分以上
▲:後衛20分以上
■:20分未満
✖:不参加
?:予定不明

修羅・遊撃ver
☆:軍師
○:フル
△:20分以上
■:20分未満
✖:不参加
?:予定不明

[予定表]
(凡例)
名前:ABC
※A:12時予定
※B:19時予定
※C:22時予定

(例)
紗那:○?○
さな:△△○

前衛指定

前日の夜、遅くても当日の朝までに参戦予定を元に合戦スケジュールで設定。作戦板に該当メンバーと参戦状況を合わせて記載。希望最優先でなるべく希望者が満遍なくできるようにローテ。

(例)
12:〇紗那、△さな
19:△さな、?紗那

遊撃班分け

4班に5名ずつ配置。相対評価で振り分け。デッキ診断してないので過去戦績基準。

  • 1班:前衛特化
  • 2班:両刀前寄り
  • 3班:両刀後寄り
  • 4班:後衛特化

その他、合戦イベのルールやそのイベで試したい戦略に合わせて微調整。例えば先の遊撃では1班は火霊、2班は水霊の様に山場奥義と班の紐付けをして調整していました。

軍師指定

軍師育成連合なのもあり軍師は私を含めて最低2名、最大で7名ほど同時期に在中していました。基本的にはフル参戦の軍師を指名して2戦連続で指揮を取らないようにローテ。急な不参加や軍師不在時は基本的には私がカバー。私も不参加の場合は奥義構成と大まかな流れを事前に共有して奥義指示だけ代行をお願いしていました。その為、私が指揮を取らない日程でも奥義構成と流れは常に準備。

戦略・奥義の事前共有

合戦前に奥義構成・予備奥義・流れを共有。遊撃の場合は各奥義での配置まで。奥義指定はせずに合戦前のIN報告時に持ち寄る奥義を各自申告。メンバーの所有奥義表は何度か作成したことはありますが、維持が大変なので廃止。絆奥義も同様。

合戦振り返り

知識・意識の共有を目的に質疑応答や解説を行っていました。連合軍師の時からやっていたことなのですが、軍師育成でもそのまま継続。あくまでも共有が目的なのでここで話した内容について強制は無し。また、常に忌憚なく話し合える雰囲気を作るために勝敗や内容に関わらず必ず質問をするようにしていました。相手が居なかったり時間的に難しい場合は時々飛ばしていましたが、基本的にはほぼ全ての合戦で行っていました。炎舞では議論が避けられる傾向にありますが、それは敗け合戦の時にしか議論を行わないからです。普段は何も言わないのに敗けた時だけ言われると、悪意がなくても言われた側は非難されている気持ちになります。それを解決する手段は普段から議論を行う事です。これは雰囲気だけでなく共有の面でもとても重要な取り組みです。

少し横道にそれますが、視野・視座・視点という言葉があります。

  • 視野は見える範囲
  • 視座はどこから見ているか
  • 視点はどこを見ているか

自分と他人のズレを認識するというのはとても大切です。意見の相違はこの視野・視座・視点の違いによるものです。私がやっていたのはあくまでも私の立場(≒視座)から私の知っている知識範囲(≒視野)の中でその時に重要だったり得るものが多いと私が思った内容(≒視点)の話をしているだけです。自他の意見を常に俯瞰して捉えることが出来るようになると視野は大きく広がっていきます。脱線終わり。

合戦結果記録

合戦結果はロビに記録。内容は以下。

  • 勝敗ページのスクショ
  • 戦力グラフのスクショ
  • 自軍奥義構成
  • 相手奥義構成

個人戦績の投稿は任意。私は個人戦績とスキランを投稿。スキランに載っている各々のスキルをどのタイミングで使用したかもコメントしていました。

デッキ診断

要望があった場合のみ。

あとがき

私がやっていたのはこれだけです。無理なく続けるためにデッキ把握、勧誘時の選考、奥義表の維持など、個人的に大変だと思った作業はどんどん削っていました。連合の順位を上げて行くほどに必要な作業が増えていきます。やる事を増やし過ぎてそれに義務感を持ってしまうとゲームがとてもつまらないものになっていくので、あくまでも自分の無理のない範囲で連合運営することが大切だと思います。